楽天Vikiを利用するのに、どうしても拭えない不安感があると思います。
ナビ子
VPN接続や日本語字幕のことなどがあり、どうしても慎重になりますよね。
結論的には、デメリットを上回るメリットがあったので現在でも愛用しています。
ナビ子
ただそれでも途中で解約したり、また再開したりなどしながらの利用ではあるのですが。
ありのままをつらつら書くので参考になれば幸いです。
楽天Vikiのメリットとデメリット。
さらにおすすめする人・しない人を紹介していきます。
楽天Vikiとは?どんなサービスかをやさしく解説
楽天Vikiは、日本の楽天グループ傘下の海外動画配信サービスです。
アメリカを拠点に、世界中にアジア各国を中心とした動画コンテンツを配信しています。
なかでも韓国関連のコンテンツは豊富で、日本未上陸の話題作をいち早くチェックできるのがポイントです。
サービスの基本的な情報をまとめました。
- サービス名:楽天Viki(Rakuten Viki)
- 運営会社:Viki Inc.(楽天グループ傘下/本社:米国カリフォルニア州)
- 配信ジャンル:韓国ドラマ、中国ドラマ、台湾ドラマ、日本ドラマ、バラエティ、映画など
- 対応デバイス:スマートフォン(iOS/Android)、PC(ブラウザ)、Fire TV、Apple TVなど、テレビでの視聴も可能
- 月額料金:無料プラン(広告あり)/スタンダード:約600円~/Viki Pass Plus:約1,500円~(為替により変動)
- 字幕対応:英語・スペイン語・中国語など多数(日本語は一部作品)
- VPN接続:日本からの視聴にはVPNがほとんどの場合必要
- 無料体験:7日間のトライアルあり(有料プランViki Pass対象)
楽天Vikiのメリット!韓ドラ好きにココが推しポイント
楽天Vikiのメリットを挙げます。
- 最新韓国ドラマを見られる
- 日本未配信の韓ドラを楽しめる
- 旧作も充実していて幅広く視聴できる
- Netflixと組み合わせることで視聴の幅が広がる
- サブスクを整理できて節約になった ←ここが推しポイント
- 日本語字幕につく注釈が意外といい ←ここが推しポイント
最新韓国ドラマを見られる・日本未配信の韓ドラを楽しめる
楽天Vikiのメリットは明快!とにかく配信作品が豪華です。
最新の韓国ドラマを楽しめるのはシンプルに嬉しい。
楽天Vikiでしか見られない日本未配信の韓ドラで楽しい時間が過ごせるのは、やはりよきよき。
忙しく過ごした1日のなかで1時間でもホッとできる韓ドラ時間があると、気持ちが軽くなります。
そんなとき、楽天Vikiで最新の韓ドラを見られる喜びときたらもうね。
シンプルですが楽天Viki、まずひとつ目のメリットはコレ!
旧作も意外と充実していて驚いた。Netflixとの相性良し
楽天Vikiで最初に驚いたのは旧作がかなりの頻度で追加配信されること。
ネット上の記事や口コミなどではどちらかと言うと新作がフォーカスされていて、旧作に対する言及は少なかったので嬉しい驚きでした。
アーカイブも充実していて過去作品から最新作までバランス良く楽しめます。
アノ俳優さん、素敵!過去作品は、どんなドラマに出ていたのかしらとなりますよね。
検索してみると、ちゃんと古い作品でも楽天Vikiで配信されていることがあるのは嬉しい誤算です。
ナビ子
過去作品を意外と視聴できるので、組み合わせ的にNetflixとの相性がいいです。
ネトフリは新作に強く、作品の被りが少ないので、楽天Vikiとの組み合わせで視聴できる韓ドラの幅がぐんと広がります。
サブスクを整理できて節約になった
日本のサブスクの状況では各社がひしめき合っていて、それぞれが魅力的な独占配信を行っています。
利用者の立場からすると辛い。
いや、それで市場原理が働いて月額料金が抑えられている、とかま~色々事情はあるんでしょうけども……
楽天Vikiで配信されている作品は、日本の動画配信サービスでいうと
- U-NEXT ※月額2,189円
- Lemino ※月額990円
- ディズニープラス※月額1,140円~
楽天Vikiを利用することで、ひとつにまとめて節約できるのが嬉しいポイント。
Netflixと楽天Vikiを掛け合わせると「ネトフリ×楽天Viki(U-NEXT+Lemino)」※ディズニープラス独占配信作品は少数なのでここでは除外。のような視聴環境が整います。
節約できて、さらに見たい韓国ドラマが見られるようになるのは、大きなメリット!
日本語字幕につく注釈が意外といい
楽天Vikiの字幕に関してですが、利用するまで不安でした。
実際に使ってみると、「変な日本語だな」と感じることは少なく、自然で読みやすい字幕が多く、満足できるクオリティです。
特に注目したいのが、字幕につく「注釈」の存在。
ボランティア翻訳者さんの手によるもので、歴史的な背景や文化的な意味、韓国語独特の言い回し、時事ネタやギャグの意図などをさりげなく補足してくれるのがありがたいポイントです。
ナビ子
「この訳者さん、作品愛あるな~」と感じる瞬間もあり、字幕を読みながら微笑んでしまうことも。
字幕の質というのは、単に翻訳の正確さだけでなく、“作品への愛”や“手作り感”も含まれると感じるようになりました。
もちろん、「字幕がうるさい」と感じる場面もゼロではありませんが、理解が深まり、世界観により浸れるという意味で、注釈はプラス要素。
「ただ読むだけの字幕」から「背景まで楽しめる字幕」へ。視聴体験そのものの“深さ”が変わります。
歴史的背景や言葉のニュアンス、ギャグの意味などがしっかり伝わることで、視聴体験の満足度がグッと上がるのは間違いなしです。
楽天Vikiのデメリットと注意点【使って感じた本音】
楽天Vikiのデメリットは以下。
- 全作品日本語字幕対応ではないところ
- VPNが必要なところ
- 操作性
言いたいことも多いので以下で。
楽天Vikiの最も大きなデメリットは日本語字幕
楽天Vikiで最もデメリットなのは日本語字幕がない作品があること。
観たい!!!からの日本語字幕ね~のコンボはやはり萎えることがあります(笑)。
もう慣れましたけども、それでもやはりキツイです。
日本語字幕に未対応の作品もパソコン(PC)やAndroidスマホからブラウザ版楽天Vikiを利用すれば、Google翻訳などの自動翻訳機能で日本語字幕のように表示することが可能です。
イメージ画像にあるようにiPhone(iOS端末)のVikiアプリでは自動翻訳機能が使えないため、この方法は非対応なので注意。
ブラウザの自動翻訳で視聴しているときは、やはりNetflixやU-NEXTなどでの視聴時に比べて違和感はぬぐえません。わたしの先入観かもしれないけれど。
でもやはり説明的な翻訳になるんですよね。言葉数が多くなって、余韻・余白がなくなるというか。
会話が途切れると焦ってワケワカランことでもとにかく話す男子か、デート下手か、って言いたくなるときがあるほどよくしゃべる翻訳だったりします。
ある意味、逃さず丁寧な翻訳でもあるかもしれませんけど、やはり機械的なところがあるのはデメリットです。
※3年くらい前と比較すると、結構よくなってきてはいます。でもとりあえずデメリットで。
VPNが必要なところがデメリット
VPNは年単位の長期契約をすれば月額換算で500円くらいに抑えれます。
サブスクを利用してきた韓ドラファンの猛者からすると、それほど大きなインパクトのある金額ではないですよね。
ナビ子
問題はまだ楽天Vikiをあまり知らない段階で、VPNが必要とされ、年単位の契約をするのは勇気がいるということ。
ナビ子
まだよくワケワカラン状態でVPNが必要だと迫られるわけで、なかなか厳しいのがデメリット。
ただしVPNを使い始めたら、このデメリットは気にならなくなりました。
考えてみれば複数のサブスクの利用を続けているよりもよっぽど安上がり。
ナビ子
そのためにVPNには30日間の返金保証がついているとも言えるので、ダメなら返金してもらおうと割り切って飛び込んでみるのはアリだと思います(私がコレです)。
VPNは契約期間によって月額料金にかなり幅があるので公式サイトでよく確認してみてください。
操作性が悪いのがデメリット(英語タイトル検索とVPN操作に注意)
楽天Vikiは海外サービスということもあり、日本の動画配信サービスに比べてやや操作性にクセがあります。
とくに気になったのは次の2点です。
- 作品検索時に英語タイトル
- VPNのオン・オフ切り替えがやや面倒
「えっと、この作品、英語でなんていうんだっけ?」と調べ直す手間が増えがち。
そしてVPN操作にも注意が必要。
ナビ子
VPNの接続自体は数クリックで終わるので簡単ですが、楽天Vikiでの視聴後にVPNを切り忘れると、YouTubeやどこかのサイトなどが英語表示になって「えっ?」ってなることがあるんですよね。
いわゆる韓ドラあるある「異世界転生」状態(笑)。どこかに迷いこんだ気分になります。
視聴後はVPNを切る、あるいは接続先を日本サーバーに戻すなど、ちょっとした気遣いが必要なのがデメリット。
※ちなみにVPNを切断するのも接続するのと同様数クリック・タップで完了します。
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楽天Vikiはこんな人におすすめ/おすすめしない人
ここまでの内容をふまえて、「楽天Vikiはどんな人に向いているのか?」をまとめてみました。逆に、ちょっと合わないかも……という人も正直に挙げています。
楽天Vikiがおすすめな人
楽天Vikiをおすすめしたいのは、以下のような方です。
- 最新の韓国ドラマをいち早く見たい人
- U-NEXTだけNetflixだけ、もしくは両方を同時に利用しても物足りなさを感じている人
- 韓ドラ好きでサブスク整理をしたい人
- 語学学習に活用したい人
- 字幕の注釈や作品への愛を感じたい人
楽天Vikiの魅力は、日本未配信の話題作や旧作のラインナップの豊富さに加え、字幕の質や丁寧な注釈など**“作品への愛”が伝わってくる点**にもあります。
また、全作品に日本語字幕があるわけではないため、字幕なしの部分を自力でカバーしたい語学学習者にはむしろメリット。
さらにVPNを契約することで、楽天Vikiだけでなく、
- 韓国のテレビ局の見逃し配信※韓国で地上波・ケーブル・総合編成チャンネルなどが放送したドラマ・バラエティ・ニュース番組などを、放送終了後にオンラインで視聴できるサービスのことです。日本でいう「TVer」や「NHK+」のようなものです。
- 海外版Netflix(アメリカ・ブラジル・スペイン・チェコなど)の利用
といった楽しみ方もできるので、**“世界中の動画を見てみたい人”**にもピッタリです。
楽天Vikiをおすすめしない人
逆に、こんな方にはあまり向いていないかもしれません。
- VPNの導入に強い抵抗がある人
- すべての作品に日本語字幕がついていないと困る人
- すでに複数のサブスク(U-NEXT/Netflix/Lemino/ディズニープラス)に加入していて不自由していない人
正直、ネトフリもU-NEXTもLeminoもディズニープラスも全部契約しても金銭的に余裕がある人は、楽天Vikiをわざわざ使う理由はあまりありません。
例外は、日本で配信されていない韓ドラがVikiで配信されているとき。このときばかりはViki一択になります。
つまり、「コスパ良く、韓国ドラマの幅を広げたい」人にこそ楽天Vikiは真価を発揮する、そんな位置づけのサービスです。
まとめ:楽天Vikiはこんな人にぴったり!
楽天Vikiは、日本では出会えない韓国ドラマやアジア作品を楽しめる、ちょっと“通好み”な動画配信サービスです。
メリットとデメリットを正直に挙げてきましたが、改めてポイントを整理すると
- 日本未配信の話題作が見られる
- 旧作も豊富で、ネトフリとの組み合わせが最強
- 注釈付きの丁寧な字幕で作品理解が深まる
- サブスクの整理ができて結果的に節約に
- VPNを活用すれば、世界中の動画も視野に入る
ちょっとした不便の先に、まだ知らない名作と出会えるかもしれない。楽天Vikiは、そんな“ひと味違う楽しさ”を届けてくれる存在です。
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